2018.03.02 [みそまろコラム]
●和食でもたくさんある種類のお汁もの、ご紹介!
まいどおおきに。みそまろです。ぺこり。
明日はおひなさんですね。
ひな祭りの料理といえば、ちらし寿司、菜の花のお浸し、はまぐりのお吸い物などがありますが、味噌汁推しのまろとしましては「お味噌汁やないんや~」とほんのり寂しく思うたりします。
ハレの日のご馳走にお吸い物が多いのはなんでやろ~?と調べてみたんですが、どうやら透明度に理由がある気がしてきました。
まず、おひなさんのお吸い物にはまぐりが具材として選ばれるのは、貝がピタっと隙間なく合うかのごとく、相性の良い伴侶に恵まれますように、という願いが込められています。
貝を開いて両方に身を入れるのが良いようです。
これ、透明のお吸い物やからお汁の中にはまぐりが沈んでいてもスッキリ見えるんですよね。
味噌汁やったら
「なんか・・・貝?」
ぐらいしかわからしません。
これは、しょうがありません。。。
そういうわけでおひなさんには、お汁の座は譲ることにいたしまして。。。
味噌汁、お吸い物、この他にどんなお汁があるんかなぁと調べてみましたら、まあたくさんありました!
◎粕汁(かすじる)
塩鰤、塩鮭などの魚介類と野菜が具。
出汁に酒粕を溶く。
◎のっぺい汁
里芋、人参などの野菜とこんにゃくを
出汁で煮てから葛粉でとろみをつける。
◎けんちん汁
大根、人参、ごぼう、豆腐などを油で炒め
出汁で煮てから醤油や酒で味をつける。
◎呉汁(ごじる)
水に浸して柔らかくした大豆を
味噌汁にする。
◎みぞれ汁
おろした大根やカブを出汁に加える。
◎納豆汁
納豆をそのまま、またはすりつぶしたものを
味噌汁にする。
他にも、吉野汁、舟場汁、すり流し汁、卯の花汁、などなどたくさんありました。
日本にはこんなにお汁があるんですねえ。
しかも、地域によっては出汁も違えば醤油も味噌の味も違います。
まさしく千差万別のお汁ワールド!
この歴史と伝統の「お汁ワールド」の中に、いつか「みそポタ」も名を連ねる日がくるとええなあ。
最後まで読んでくれはって、おおきに。
はじまりの白(冷凍パック)160g 550円(税別)
みそポタは、この「白」からはじまりました。