2024.02.01 [みそまろコラム]
【冷蔵庫に常備したい「発酵生姜」 温活&腸活にも!】
能登半島地震にて被災された方、そのご家族様に心よりお見舞い申し上げます。1日も早く復旧し、日常生活を取り戻せますように。また、現場で救助作業にあたってくださっている方々におかれましては、感謝と安全をお祈り申し上げます。
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まいどおおきに。みそまろです。ぺこり。この寒い季節に身体を温めようと思うと、まず思い浮かぶのは、温泉でしょうか。それとも運動?どちらもええですなあ。
食材でいいますと、唐辛子や生姜が有名ですよね。唐辛子はお子さんには難しいかもしれませんが、生姜なら「豚の生姜焼き」など火を通すことで辛味を飛ばしたものなら食べられる子も多いかもしれません。
生姜なら、鍋に入れるもよし、朝のお味噌汁に入れるもよし、お刺身の薬味にするもよし、紅茶に入れて生姜紅茶にするもよし、味噌と合わせて生姜味噌にするもよし。と、日々のお料理にバンバン使える便利食材。
しかし中には
「辛いのはニガテなのよ・・・」
「味が好みじゃなくて・・・」
という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方にこそおすすめしたいのが、今回ご紹介する「発酵生姜」です。
すりおろした生姜を、2週間発酵させるだけ(冷蔵庫に入れておくだけ)なのですが、生姜の刺激的な香りや辛味がマイルドになり、発酵のおかげで旨味がアップするのです。
味噌、醤油、酢と同じように「発酵調味料」として、作って冷蔵庫に入れておけば「何か一味足りない!」という時にちょっと加えるだけで味が決まる、お助け調味料になってくれるでしょう。
作り方はとても簡単です。
<材料>
皮付き生姜…200g
ふたつきガラス瓶…1本(200ml容量)
<作り方>
①皮ごとすりおろした生姜を煮沸消毒したガラス瓶に入れる。
②2週間冷蔵庫に入れておく
これだけ。完成したら、半年から1年持ちます(使う時には清潔なスプーンや箸をお使いくださいね)。
おろしたときには、明るい黄色だったのですが、2週間冷蔵庫に入れて発酵させると、少し色がくすみます。
Youtubeでも、いろんな方が「発酵生姜の作り方」や、「活用法」を出されているので、ご覧になってみるのもおすすめです。
振り返りますと、生姜にはさまざまな効能があります。
■身体を温める
■免疫力を高める
■発汗や解熱をうながず、
■咳を鎮める
■胃腸の機能を高める
■殺菌・抗菌・抗ウィルス作用
■鎮痛・消炎作用
他にも、血圧を適正にしてくれたり、血栓予防になったり、コレステロールを下げるなどの作用も期待できるんですよ。
そんなすごい効能がある生姜を「発酵」させれば、植物性乳酸菌が増えますし、食物繊維だから腸内の善玉菌のエサにもなってくれて腸活にも役立つという、プラスアルファが期待できます!
発酵生姜で身体をポカポカ&免疫アップをし、そして腸内環境も整えていきましょうね♪