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2023.10.01 みそまろコラム

飲む美容液!?乳酸菌は糠漬けの20倍、お子さまでも食べられる水キムチ


まいどおおきに。みそまろです。ぺこり。

今年の夏は暑かったですね。9月も残暑や台風で何かとお疲れではないでしょうか。台風の被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。ようやっと10月に入って、過ごしやすくなってまいりましたね。短い秋を楽しみたいものです。

 

さて、夏の疲れを癒すなにかをご紹介できないかと思いをめぐらせていたのですが、うってつけのものがありました!(膝ポン)

 

前回はパンに合う「味噌グルト漬け」をご紹介しましたが、今回はその親戚、「水キムチ」をご紹介したいと思います。

左:漬けて3日 右:漬けて3時間

 

きゅうりの色が黄緑色になっているのが、乳酸菌ががんばってくれた証拠ですね。

 

韓国ではメジャーなお漬物の一種で、もともと宮廷料理の一つでした。キムチと名付けられているものの辛くはなく、優しい酸味と旨味が特徴です。

 

まろがなぜこれをオススメしたいかというと、ずばり、「乳酸菌」や「ビタミン」「ミネラル」がたっぷりだから!「飲む美容液」とも言われているんですよ。

夏の日差しを浴びたお肌にちょうどいいうえに、乳酸菌といえば、私たちの腸内環境を整えるホームラン王。辛くないから、お子さんも食べることができる上、発酵の旨味でこの「水」、つまり漬け汁がとっても美味しいんです。「水キムチ」と、ネーミングの頭に「水」をつけるのも納得です。韓国では冷麺のスープにしたりアレンジいろいろあるようですが、そのままごくごく飲んでも最高です。

 

しかも簡単に手作りできるので、今回はその水キムチの作り方を、2種類ご紹介したいと思います。

 

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〜酢使用バージョン〜

 

★水・米粉・塩・酢で作ります!

 

<材料>

 

水、米粉、塩、酢、赤唐辛子、しょうが、りんご、生食できるお好みの野菜

 

① 小鍋に、水200〜250mlの水と、小さじ1杯の米粉を入れて火にかける

 

② 沸騰したら火を止め、塩小さじ1と酢大さじ1を加えて混ぜ、粗熱をとる

 

③ 皮付きりんご1/8をスライスしたもの、生姜のスライス2~3枚、赤唐辛子1本、好みのサイズにカットしたお好みの野菜、両手にこんもり乗るくらいの量を、瓶、あるいはチャック付き袋に入れ、②を注ぐ

 

④ 1日常温に置いて、2日目以降は冷蔵庫に入れる。1~2週間内に食べ切る

 

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〜酢なしバージョン〜

 

★米のとぎ汁・塩で作ります!

 

<材料>

 

米のとぎ汁、塩、赤唐辛子、ニンニク、しょうが、りんご、生食できるお好みの野菜

 

① 小鍋に、水200〜250mlのとぎ汁を火にかける

 

以下の手順は簡単バージョンと同じです。

 

とぎ汁は、お米を洗うときの1回目の水ではなく、2回目か3回目のとぎ汁がベストです。

 

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りんごの代わりに「梨」でも美味しく作れますよ。今が旬ですからこちらでもぜひチャレンジいただきたいです。お好みでニンニクのスライスを半片分加えると、よりパンチのある味わいになります。

 

酢あり、酢なしと2つの作り方がありますが、どちらもそれぞれにとっても美味しいです!

 

まろは米のとぎ汁がある場合はそちらで作り、ない場合は酢ありバージョンでつくっていますよ。乳酸菌が発酵してくると小さな気泡が出てきて、

 

「乳酸菌が生きてるんやなあ」

 

と嬉しいような、尊敬するような、感謝のような気持ちが湧いてきます(*^-^*)

 

・・・ところで、不思議に思いませんか?

 

どうして発酵してくれるのでしょうか??

 

材料の中に発酵してくれそうなものが見当たらないような〜とお感じの方もいらっしゃるかもしれません。

 

実は、野菜やりんごの表面には乳酸菌がついているんです。その子たちが、米粉やとぎ汁を栄養に発酵してくれるんです。その乳酸菌量はなんと「糠漬けの20倍」とも言われていますので、腸活を頑張る方々には嬉しいですよね!

 

ちなみに、野菜やりんご、梨は、新鮮なほうが乳酸菌も元気なので、買ってきたらできるだけ早くに水キムチを作ることをおすすめします。水で洗っても、乳酸菌はそうそう落ちないので大丈夫です。

 

まろのおすすめ野菜は、

 

・小カブ(葉っぱも漬けましょう)

・白菜(王道ですね)

・にんじん(薄くスライスするか、千切りに)

・ミニトマト(爪楊枝でちょんちょんと5箇所くらい穴を開けて)

・みょうが(香りと食感がたまりません)

 

です。

 

他にも、きゅうり、セロリ、ラディッシュ(薄切り)、パプリカなども美味しいです。

 

乳酸菌パワーで、夏の疲れをぜひ癒してくださいね♪