2017.09.08 [みそまろコラム]
●作った出汁の保管方法
まいどおおきに。みそまろです。ぺこり。
明日は9月9日、重陽(ちょうよう)の節句です。
菊の節句とも呼ばれ、邪気を払い長生きを願う日です。
昔中国では、奇数は陽数(縁起の良い数)で、それが月と日で「陽」の数が「重」なるたいへんおめでたい日とされました。
菊酒を飲んで不老長寿を願い、厄災いを祓うなどいろいろな行事が盛大に行われていたそうです。
それが平安時代に日本にも伝来し、宮中では菊を愛でる行事などが行われていました。
重陽の節句に用いられる菊は、古来より薬草として使われておりましたし、殺菌効果もあります。
その気高い姿や香りは邪気を祓い、寿命を伸ばす力があるとされていました。
それにしても、いかがでしょう。重陽の節句って、みなさん何かされてはります?
まろはスーパーのお刺身についてくる菊から花びらを失敬し、日本酒に浮かべて、即席の菊酒をいただくくらい・・・。
地方によっては栗飯を食べる、菊酒を作っていただくなどの風習が残っているようですが、影が薄くなっている感も否めません。
こういった行事も、現代の暮らしとうまいこと融合できるとええなぁ思うんですけどねぇ。
・・・はっ!!!ひらめきましたー!
菊の花の形をしたモナカに、フリーズドライのお味噌汁の素を入れておいて、
それを9月9日に食べることで長寿延命を願うというのはいかがでしょう!!
お味噌汁は本当に身体にもええですしね!
でも菊が溶けてしまうのは、あきませんかねぇ。。。まろは気にしませんけども~。
「節句行事を維持する」のって、「お出汁を美味しいままで維持する」のとはまた難しいですねえ。
お出汁は冷蔵庫に入れておけば持ちますけどねぇ。
・・・って節句と出汁ではジャンル違い過ぎますね。
しかしですね、お出汁をですね、「まとめて作って保存しておく」っていうのはホンマに便利なんですよ。
出汁を保存しておける期限は、水出し・煮出しどちらとも、冷蔵庫で3日ほど。
タッパーや麦茶を入れておく瓶などに入れておいて、必要な時に使います。
3日で出汁を使い切ったら、また水を足して、出汁をひきましょう。
うちの女将なんかは、細切りのだし昆布を麦茶の瓶に入れておいて、トータル2週間ほど出汁をひきはります。
(ちなみに、出汁が白く濁っていたらもう見切りましょうね)
そうそう、麦茶の瓶にお出汁を入れて保管するときには、ご家族の方に「麦茶ちゃうよ」とわかるようにしておかんと、口に含んで・・・(ご想像にお任せします)というコトになってしまいますので、お気をつけあそばせ。
最後まで読んでくれはって、おおきに。
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