2017.06.02 [みそまろコラム]
●定番 豆腐の味噌汁を新しくいただく方法
まいどおおきに。みそまろです。ぺこり。
和食に欠かせない食材のひとつに「豆腐」がありますが、まろの好きな落語のネタに欠かせないのが「徂徠豆腐」。
そらいどうふ、です。
実在した人物、荻生徂徠(おぎゅうそらい)はんが、学者を志して長屋で貧乏暮らしをしていた頃に、豆腐売りと出会います。
お豆腐屋さんは彼にお金がないことを知ると体を心配し代金は出世払いということで、差し入れを続けますが、ある日徂徠(そらい)はんは何も言わずに引っ越しをしはります。
案じつつもお豆腐屋さんは大繁盛、忙しい毎日を過ごしますが・・・。
なんと大火に見舞われお店は全焼。
意気消沈しているところに、儒学者として大成した徂徠はんがやってきて、豆腐屋を新築して恩返しをしはる、という仁義にあふれたお話です。
ネタの序盤、差し入れの申し出に、おにぎりは施しだから返せない。
せめて豆腐屋の商品にしてくれと頑に拒む徂徠はんに対し、豆腐屋さんはこう言います。
「おにぎりの形をしたおからだと思えばいいんだよ!」
そしてクライマックス、お店なんて受け取れないという豆腐屋さんに徂徠はんはこう言います。
「店の形をしたおからですから。」
く~~~!!モノは考えよう。モノは言いよう。
これでまあるく収まるわけです。
まろもそんな風に何かうまいこと言ってみたい!
その前に衣替えでバタバタになっている部屋をまあるく収めたい!
ご家族がおられるお母さんは、家族分の衣替えをされるのかと思うと、自分1人のだけでドタバタしているなんてまだまだ甘ちゃんやなあと思います。
世のお母さん方、ほんまに、お疲れ様でございます!
でも衣替えをして体も軽くなり、気分も軽やかにいきたいものです。
しかし、栄養は、軽やかではあきまへん。
そこでおすすめなのが、徂徠はんも愛した「豆腐」です。
あ~聞こえてきます。聞こえてきますよ。
「豆腐、大好き!」
の声の裏に
「豆腐、飽きるねん。。。」
の声が! あんさんの声、まろの心にはちゃんと届いていますよ!
栄養価が高く、機能性食品とまで言われ、海外では「TOFU」と何となくUFOに見える文字で表示され、健康を維持増進してくれる食べ物、豆腐。
ド定番お豆腐のお味噌汁に飽きちゃった方、ちょっと目先を変えて、ポタージュにしてみませんか?
いつものお豆腐が入ったお味噌汁を、ハンドミキサーでブイーン!
あとは青ネギをちょちょいと乗せて完成です。
これなら気分も新たに美味しくいただけそうですよね!
まろも、お豆腐のお味噌汁いっぱい飲んで、徂徠はんみたいに、賢くなりたいなあ。
最後まで読んでくれはって、おおきに。
はじまりの白(冷凍/冷蔵パック)
100g 550円(税別)
ハンドミキサーがなくても、お豆腐味噌汁のポタージュ飲めますよ。