2018.11.09 [みそまろコラム]
●調合味噌とおかず味噌は違うもの?
まいどおおきに。みそまろです。ぺこり。
前回は「日本人の基礎知識!?現代お味噌の種類」というタイトルでお味噌の分類方法をご紹介しました。
それを読んでくださった方からご質問をいただきましたので、その答えをこのコラムの中でもご紹介させていただこうと思います。
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Q:我が家でよく食べるピーナツ味噌は
どこの分類に入るのでしょう?
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ありがとうございます。
いわゆる「おかず味噌」ですよね。
前回ご紹介した米・麦・豆・調合味噌の中には確かに入っておりませんでした。
実は、米・麦・豆・調合味噌は「普通味噌」と呼ばれています。
直接食べるものではなく、調味料として使うお味噌ですね。
それ以外はここでは「その他」としましょうか。
こちらの表をご覧ください。
普通味噌
|
米味噌 | |
---|---|---|
麦味噌 | ||
豆味噌 | ||
調合味噌 | ||
その他
|
なめ味噌
|
加工なめ味噌 |
醸造なめ味噌 | ||
乾燥味噌 |
「なめ味噌」とは、ご飯のおともやお酒のおつまみとしてそのまま食べる味噌のことを言います。
一般的には「おかず味噌」と呼ばれているものですね。
そのなめ味噌の中にも「加工なめ味噌」と「醸造なめ味噌」なるものがありますが、加工のほうは普通味噌に食材を加えて、煮詰めたり練ったりしたものです。
ピーナッツ味噌、にんにく味噌、鯛味噌、いり豆やごぼうなどが入った鉄火味噌などがありますね。
あつあつのご飯に乗せて食べるともう最高で、個人的には食べ過ぎ注意報が発令される味噌です。
「醸造なめ味噌」というのは、麹、塩、野菜や魚介などを一緒に発酵・熟成させて作ったものです。
ひしお味噌、金山寺味噌、はまな味噌などがあります。
調味料として使う味噌のように数ヶ月待つ必要はなく、10日~1ヶ月ほどの醸造で食べられる味噌です。
最後の乾燥味噌というのは。粉末になっているもので、インスタントお味噌汁などによく使われています。
というわけで、今回のご質問への答えはこうなります。
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Q:我が家でよく食べるピーナツ味噌は
どこの分類に入るのでしょう?
A:加工なめ味噌、という分類に入ります。
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調味料としての味噌も、ごはんのおかずにもなる味噌も、どっちも美味しいですよね!
(食べ過ぎないようにしないと~)
最後まで読んでくれはって、おおきに。
※参考資料:『みそ文化誌』みそ健康づくり委員会
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