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2017.08.04 みそまろコラム

●ベジタリアンの方むけの美味しい植物性出汁

みそまろ

まいどおおきに。みそまろです。ぺこり。

かわいい朝顔が咲く季節ですね。細いつるを一生懸命に伸ばして、手がかりを探しながら伸びてゆく様は、なんとも健気で、力強さも感じます。

つるのある植物は、夏の陽射しを和らげてくれる緑のカーテンにもいいですよね。
ゴーヤやきゅうりだと収穫も嬉しいですし、朝顔やふうせんかずらですと、花が咲いたりふうせんがなったりするので目にも楽しみです。

風鈴の音色を聞きながら、緑のカーテンの陰で冷えたスイカを食べると、夏もええもんやなあと思えてきます。

スイカには、身体の熱を冷ましてくれる効果、疲労回復効果、利尿作用などもありますから、夏にはぴったりの食べ物です。

スイカは野菜か?果物か?という議論がときたま起こりますが、今は「果実的野菜」とか「果菜」とか呼ばれるそうですね。

野菜といえば、世の中にはベジタリアンはんがおられますが、野菜しか食べないからベジタリアンいうわけではないって、ご存知でしたか?

ベジタリアン(Vegetarian)いう言葉は、「健全な、元気のある」という意味のラテン語「vegetus」に由来するそうです。つまり、

ベジタリアン=健全な元気のある人になるために、お肉を避けている人

というわけです。

”野菜しか食べない行動”から生まれた言葉ではなく、”健康になりたいという思想”から生まれた言葉やったんですね。

そのベジタリアンにも、国や文化によってたくさんのタイプがあるそうです。

セミ・ベジタリアン=一般の人より肉を食べる量が少ない
ペスクタリアン=肉を食べず、野菜や魚は天然物、卵や乳製品も工業畜産でなければ食べる
オポ・ベジタリアン=肉、乳製品、魚介は食べないが卵は食べる・・・etc

お味噌汁に関して言いますと、出汁によく使われる「鰹節」「いりこ(煮干し)」がタブーになるかと思いますので、そのときには「植物性のお出汁」がいいですね。

まろオススメの植物性出汁は、こちら!

☆だし昆布
水に5~10センチ角に切った昆布を1枚入れて、一晩
特徴:上品な旨味ですっきりした味わい
メモ:出汁をひいた昆布は細かく切って味噌汁の具材に

☆切り干し大根
流水でもみ洗いし、3倍量の水に入れて10~15分
特徴:甘味があり、大根の香りと旨味を感じる
メモ:水で戻した切り干し大根は、切って具材にも

☆干し椎茸
水に1つ入れ、一晩
特徴:香りが強く、出汁の色も味も濃い目
メモ:戻り切っていない場合は少し火にかける

☆干しえのき
水に適量入れて10分
特徴:ほんのり甘味があり、生食より旨味を感じる
メモ:干しえのきはそのまま具材に

☆あおさ海苔
水に30秒ほど浸し、絞ったものを仕上げに入れる
特徴:ほんのり香る磯の香り
メモ:煮すぎると色や香りが悪くなる

お湯に味噌をとくより、お出汁に味噌をといたほうが、味噌の実力は圧倒的に発揮されます。
もし合わせ出汁にするなら「グルタミン酸」と「グアニル酸」それぞれが入るようにすると、旨味もかけ算でアップしますよ。

ベジタリアンはんも、心置きなく美味しいお味噌汁をお召し上がりくださいね。

最後まで読んでくれはって、おおきに。

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焼きトウモロコシの甘味とお味噌の塩気がたまりません。
もちろん、ベジタリアンはんもぜひ。